DDBJ クラウドシステム


DDBJでは、新型シークエンサ大量配列処理の為に、クラウド型計算機資源利用法を提案しています。大量配列を扱う上で、データ保管庫不足には、アーカイブデータベースDRAの利用を提案します。また計算機不足には、DDBJオープンシステムプロジェクトを、計算機と解析要員不足にはDDBJ pipelineを提案しています。

◎クラウド型NGSアーカイブDB:DRA
◎クラウド型計算機資源貸与:DDBJオープンシステムプロジェクト
◎クラウド型NGSデータ解析システム:DDBJ Pipeline

DRAは、NGSの生データを保存するデータベースです。ただし登録データは公開が前提です。DDBJオープンシステムプロジェクトは、DDBJのクラスタ計算機を一定期間中、貸与します。半年毎に研究課題が公募されます。DDBJ Pipelineは、あらかじめpresetされた処理手順でNGS解析ツールをweb applicationで利用できます。手元に計算機資源を準備する必要はありません。

大量遺伝研究室では、クラウド型計算機資源利用法を促進する為に、DDBJにおいて研究開発を進めています。